医療ダイエット外来
当院の医療ダイエット外来について
日本における肥満症の割合は近年増加傾向にあり、「食べ過ぎ」や「運動不足」に加えて、食生活の欧米化もその一因と考えられています。
肥満症は、見た目の問題だけでなく、高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病、さらには心筋梗塞・脳梗塞といった重篤な疾患との関連も明らかになっており、まさに「万病のもと」と言えます。
これらの疾患に対して、ダイエットは非常に有効な治療手段です。体重を適正に保つことで、薬の量を減らしたり、場合によっては薬が不要になることもあります。
しかしながら、実際には、
「運動したいが、膝や腰が痛くてできない」
「頑張っても効果が出ずに挫折してしまう」
といった声を多くいただきます。

私自身、これまでの内科診療を通じて、薬の処方だけでは解決できないこうしたお悩みに日々向き合ってきました。近年、GIP/GLP1受容体作動薬(マンジャロ)という薬が登場し、高い糖尿病治療効果と体重減少効果を有することがわかっています。肥満症に対してもっと積極的にサポートをしたいという思いから、当院では、マンジャロによる「医療ダイエット外来」を行うことと致しました。
本外来は、保険診療ではなく自費診療になりますが、肥満症に悩む方への安全性の高い医療的サポートが可能です。
皆さまがダイエットに成功し、体型や健康面に自信を持つことで、心身ともに健全な日々を 送れる一助になればと考えています。もし悩まれているようであれば、是非お気軽にご相談ください。


~健康的な体づくりを応援します~
ダイエットのお悩み、ご相談ください。
●何度かダイエットに挫折している
●膝や腰が痛くて、運動できない
●運動の時間がとれない
●痩せにくさを感じている
●食欲が抑えられない
●ダイエットしてもリバウンドしてしまった
●ダイエットしたい気持ちはあるが、忙しくて・・・
●生活習慣病の改善のために痩せたい
●自分なりに運動や食事を意識しているが痩せない

マンジャロによるダイエットとは
マンジャロとは
マンジャロは、「GIP/GLP-1受容体作動薬」と呼ばれるタイプの2型糖尿病治療薬として承認されています。
この薬は、食事の際に体内でインスリン分泌を調整するホルモン「GIP」と「GLP-1」と似た働きをします。GIPとGLP-1には、血糖値を下げるインスリンの分泌を促す作用に加えて、満腹感を高め食欲を抑えるほか、肝臓や脂肪細胞での脂肪分解を促進する働きもあり、その結果として体重の減少にもつながります。
マンジャロの体重減少メカニズム
マンジャロは、GIPおよびGLP-1と同様に膵臓に作用して血糖値を改善させるだけでなく、以下のように食欲を抑え、体重減少の効果を併せもちます。
マンジャロの体重減少に関する効果

●食欲を抑える効果
GIPとGLP-1は、食欲を調整する脳の中枢にも作用し、自然に食事量を抑える働きがあります。その結果、摂取カロリーが減少し、体重の減少につながると考えられています。

●満腹感を持続させる効果
GIPは、脳の中枢に持続的に作用し、満腹感を促すホルモン「レプチン」の分泌を促進することで、満腹感を長く持続させます。胃の運動を抑える働きによって消化に時間がかかるため、少量の食事でも満腹感が続きます。その結果、自然と摂取カロリーが減少し、体重の減少につながると考えられています。


●脂肪の分解を促進する効果
GIPはインスリン分泌だけではなく、グルカゴンというホルモンも分泌させる働きがあります。グルカゴンは肝臓や脂肪組織で脂肪分解を促進し、脂肪をエネルギーとして利用しやすくします。
この作用により脂肪燃焼が進み、減量効果が期待できます。

自然に食事量を抑えることができ、体重減少が期待できます。
マンジャロの体重減少効果
マンジャロの体重減少効果は、以下のような臨床試験でも示されています。
SURPASS-1:マンジャロとプラセボの比較
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)とプラセボ を比較した試験です。
*プラセボとは、見た目や味は本物の薬と区別がつかないが、実際には薬効成分を含まない、偽薬のことです。薬の有効性を検証するために、本物の薬と対照的に比較される際に用いられます。
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対象集団:2型糖尿病478名(日本人82名)、投薬なし、病歴4.7年、年齢54.1歳、BMI 31.9、HbA1c 7.9%、eGFR 94.1
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*HbA1c:過去1~2ヶ月の血糖値の平均的な状態を表す数値
結論 マンジャロはプラセボと比較して、血糖低下、体重減少効果がある。
SURPASS-2:マンジャロとオゼンピックの比較
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)とオゼンピック(一般名:セマグルチド)1mg 皮下注を比較した試験です。
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オゼンピック: 2型糖尿病の治療薬として用いられるGLP-1受容体作動薬。
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対象集団:2型糖尿病1,878例、メトホルミン内服下、欧米(アジアなし)、年齢56.6歳、 HbA1c 8.3%、BMI 34.2、 eGFR≧45

*HbA1c:過去1~2ヶ月の血糖値の平均的な状態を表す数値
結論 マンジャロはオゼンピックと比較して、血糖低下効果、体重減少効果が高かった。
SURPASS J-mono:マンジャロとトルリシティの比較
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)とトルリシティ(一般名:デュラグルチド)0.75mg 皮下注を比較した試験です。
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トルリシティ: 2型糖尿病の治療薬として用いられるGLP-1受容体作動薬。
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対象集団:2型糖尿病636名(日本人100%)、内服1剤まで、病歴4.8年、年齢56.5歳、HbA1c 8.2%、BMI 28.1、 eGFR 79

*HbA1c:過去1~2ヶ月の血糖値の平均的な状態を表す数値
結論 日本人2型糖尿病患者において、マンジャロはトルリシティと比較して、血糖低下効果、体重減少効果が高かった。
安心・安全に医療ダイエットを行うための当院の取り組み
1. 医師による診察と血液検査の実施
初回の診察では、問診、身体測定、血液検査を行います。医師は患者様の健康状態や健康目標を評価し、マンジャロの使用が適切かどうかを慎重に判断いたします。
2. 定期的なフォローアップで適切な用量調整を実施
マンジャロは2.5mgからスタートし、段階的に増量するのが一般的な流れです。マンジャロは用量が増えるほど体重減少効果が高まる一方で、副作用のリスクも上がるため、医師と相談しながら用量を調節することが大切です。
3. マンジャロのやめ方もご提案
体重が減りにくくなったり、目標体重に達した場合は、徐々に投与量を減らしていく方法をおすすめしています。急に中止するとリバウンドしやすくなるため、注意が必要です。「そろそろマンジャロをやめようかな」と感じたときも、お気軽にご相談ください。

マンジャロによるダイエットがお勧めの方
●健康的な体重減少を目指している方
●生活習慣の改善だけでは痩せにくい方
●内臓脂肪が多い方
●年齢とともに痩せにくくなってきている方
●仕事や家事、育児などで忙しくて、運動不足の方
●何度もダイエットに挑戦したが失敗している方
●リバウンドしてしまう方
●病気の予防のためにもダイエットしたい方
●他のGLP-1ダイエット薬の効果が実感できなかった方
●他のGLP-1ダイエット薬のように1日1回の頻度で注射を打つことが大変な方
医療ダイエットとしてマンジャロが使用できない方
●BMI が 23以下の方
*BMI (Body Mass Index):
肥満度を表す指標で、計算式は「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」です。
●糖尿病の方
●妊娠中・授乳中の方、妊娠予定のある方
●未成年(18歳未満)の方、75歳以上の方
●重度の胃腸障害のある方
●中等度以上の腎機能障害や肝機能障害のある方
●膵炎などの膵臓病や甲状腺がんの既往のある方
●癌の既往がある、または存在を強く疑われている方
●うつ病や摂食障害(過食症・拒食症)などの精神疾患のある方
●多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴のある方
●ワーファリン服用中の方
●低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方
脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
栄養不良状態の方
激しい筋肉運動をする方
過度のアルコール摂取者
●その他、医師の診断により治療の必要性が低いと判断された場合
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健康状態や既往歴によっては、マンジャロの処方が難しい場合があります。
当院では、患者様の健康と安全を最優先に考え、医療ダイエットを開始する前に血液検査を実施し、マンジャロが適応となるかを慎重に判断しています。
マンジ ャロの投与は週に1回、自己注射
マンジャロは、週に1回、ご自身で皮下注射するタイプの薬剤です。
使用するのは、1回使い切りの専用ペン型注入器。注入ボタンを押すだけで、自動的に注射針が皮下に挿入され、規定量の薬液が注入されます。そのため、患者様ご自身で用量を調整したり、注射針を直接扱ったりする必要はありません。ご自宅で簡単に投与できるため、通院回数を最小限に抑えることが可能です。
マンジャロ®皮下注アテオス®の使い方や注意点の詳細に関しては、下記の日本イーライリリー社の動画( 5分程度)からもご確認いただけます。

マンジャロの副作用について
マンジャロの副作用は主に消化器系の症状が中心です。
多くの副作用は用量依存性があり、2.5mgから開始して段階的に増量することで回避または軽減できます。
副作用は一時的なものが多く、きちんと対応すれば安全に治療を継続できます。
不安な点があればお気軽にご相談ください。患者さん一人ひとりに合わせた適応や安全な投与法を一緒に考えていきます。
マンジャロの主な副作用
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消化器症状:食欲低下、胃の不快感、嘔気、張り、便秘、下痢
程度の差はありますが、多くの方で上記のような症状が出現します。マンジャロ自体に食欲抑制効果や胃腸の動きを緩慢にする働きがありますので、お腹の副作用については程々に我慢する必要があります。
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低血糖症状:添付文書上、低血糖症状が記載されていますが、実際のリスクは低いとされています。ただし、他の血糖降下薬と併用した場合や、極端な食事制限を行った場合は注意が必要です。
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急性膵炎:マンジャロは膵臓に作用し、各種ホルモンの分泌を促すため、過度な負担が原因で急性膵炎が発生することがあります。膵炎の症状には持続する激しい腹痛や背部痛があります。通常の使用で膵炎が発症することはほとんどありませんが、上記のような症状を感じた時は、すぐにお薬の使用を中止し、医師にご相談ください。
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胆石症・胆嚢炎:頻度は0.1%未満ですが、可能性が報告されています。油を多く含む食事を控えることが重要です。また、無理な食事制限は行わず、空腹時間を⾧くしないようにしましょう。
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アレルギー反応:マンジャロ使用によって、蕁麻疹が出現したり、息苦しくなったりなどの症状が出現した場合、薬の使用を中止し、医師にご相談ください。
マンジャロに関する留意点
●未承認医薬品等(異なる目的での使用)
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内では承認されていません。2型糖尿病以外の治療目的に使用する場合は、適応外使用となります。
●入手経路
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
●国内における承認医薬品等の有無
肥満治療を効能・効果として国内で承認されているGLP-1受容体作動薬には「ウゴービ」、GIP/GLP-1作動薬には「ゼップバウンド」があります。
●諸外国における安全性等に関する情報
GLP-1受容体作動薬はアメリカ合衆国のFDA(食品医薬品局)や欧州連合加盟28ヵ国、韓国の食品医薬品安全処で肥満症治療の適応で承認されています。
●医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
医療ダイエット外来の流れ
2. 初回受診日:診察・検査
・問診(生活習慣、ダイエット歴、既往歴、常用薬など)
・血液検査(血算・肝機能・腎機能・アミラーゼ(膵臓)・血糖値・脂質など)
・身体測定(身長、体重など)
を行います。
患者様の健康を守り安全に医療ダイエットを行っていただくために、血液検査の施行をお願いしております。
当院は院内迅速検査が可能なので、受診当日にマンジャロによる医療ダイエットの適応を判断することができます。
※医療ダイエットは自由診療のため、保険診療と同日受診はできません。これは、法律で混合診療(保険診療と自費診療を同日に行うこと)が禁止されているためです。
3. 初回受診日:治療方針の説明・マンジャロの処方
検査結果をふまえて、マンジャロの処方が可能かどうかを医師が判断いたします。
マンジャロによる医療ダイエットが適応となった場合、治療方針や費用、注射薬の使用方法についてご説明いたします。
マンジャロは、まず週1回 2.5mgから投与開始し、4週間継続投与します。その後、通常は5mgを維持量として継続しますが、減量効果や副作用などを評価し、薬の投与量を相談しましょう。
4. 初回受診日:お会計
現金または、各種クレジットカードでのキャッシュレス決済に対応しております。
5.定期フォローアップ
継続的な効果と安全性を確認するため、定期的な診察を行います。
マンジャロの効果や副作用の程度をみながら、用量を調整し経過を診ていきます。
※安全性の確認のため、数ヶ月おきの血液検査(別途4,400円)をお勧めします。
※フォローアップは原則月1回を目安に実施いたします。
医療ダイエット(マンジャロ)の費用
マンジャロによる医療ダイエットは自由診療です。
【初回】
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初診料:3,300円
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初回血液検査料:4,400円
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お薬の費用:マンジャロ2.5mg 4本 初回18,000円
※初回は、上記初診料+血液検査料+お薬代の費用がかかります。
※相談・診察のみで治療を開始されなかった場合は、初診料のみかかります。
※採血の結果、マンジャロによる治療を受けられないと判断された方は、初診料+血液検査料がかかります。ご了承ください。
【2回目以降】
※再診時に、診察のみで薬を処方しない場合は、再診料として2,200円がかかります。
※お薬の処方があれば再診料は無料です。
よくある質問
Q:マンジャロによるダイエットは安全ですか?
A:マンジャロは、無理なく食欲を抑えながら減量をサポートできる一方で、副作用や注意すべきリスクも伴います。そのため、医師の指導のもとで適切な用法・用量を守ることが、安全かつ効果的な減量につながります。当院では、患者様の健康と安全を最優先に考え、医療ダイエットを開始する前に血液検査を行い、マンジャロの適応を慎重に判断しています。
Q:「リベルサス」や「オゼンピック」と「マンジャロ」の違いは?
A:3剤はいずれも2型糖尿病治療薬で、血糖値の低下以外に、体重減少や食欲抑制の効果が期待されますが、作用や投与方法に違いがあります。特にマンジャロでは、高い血糖・体重減少効果が期待され、当院ではマンジャロのみ処方しております。
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リベルサス:経口タイプのGLP-1受容体作動薬で、毎日服用します。
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オゼンピック:皮下注射タイプのGLP-1受容体作動薬。週1回注射します。
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マンジャロ:GLP-1に加えGIP受容体にも作用。週1回の皮下注射。
Q:マンジャロはどのくらいで効果がでますか?
A:マンジャロは急激な体重減少を目的とした薬ではありません。
効果の感じ方には個人差がありますが、一般的に初回注射から1~2週間で食欲に変化が現れ、1〜3カ月で体重減少を実感される方が多いです。目安としては、1カ月あたり2〜3kgの減量を数カ月かけて継続し、適正体重を目指すことが推奨されています。
Q:マンジャロを使用しても痩せないこともありますか?
A:マンジャロには食欲を抑える作用がありますが、暴飲暴食や高カロリーな食事が続くと効果は限定的になります。過剰な食事制限は不要ですが、薬の効果を最大限に引き出し、健康的に体重を減らすためには、ある程度の食事制限と運動習慣が望ましいです。またマンジャロの体重減少効果には個人差があり、食生活や運動習慣、代謝やホルモンの状態、使用期間や用量などが影響します。
Q:自分で注射できるのか心配です。
A:マンジャロの自己注射はとても簡単です。患者様ご自身で用量を調整したり、注射針を直接扱ったりする必要はありません。当院に受診された方は、看護師サポートの元、手技をレクチャーいたします。
Q:自己注射は痛いですか?
A:マンジャロの皮下注射は、細く短い針を使用することで、痛みを最小限に抑えるよう設計されています。痛みの感じ方には個人差がありますが、多くは「チクッとした痛み」程度であり 、それほど痛みを心配する必要はないでしょう。
Q:副作用が心配です。医療ダイエットを続けられるでしょうか?
A:治療開始初期には、軽い吐き気などの消化器症状が現れる可能性が高いですが、多くの場合、時間の経過とともに自然に軽減していきます。また、副作用を最小限に抑えるため、マンジャロは少量から開始しますので、どうぞご安心ください。
もしも症状が強い場合は、市販の胃腸薬をご購入いただくか、当院を受診してください。その際、混合診療(保険診療と自費診療を同日に行うこと)が法律で禁止されているため、副作用の症状で受診された際に、マンジャロは処方できません。
Q:マンジャロはいつまで続ければよいのでしょうか?
A:個人の肥満度合によって異なりますが、まずは3ヶ月が目安です。以降は体重変化に応じて期間を設定していただきます。体重が減りにくくなったり、目標体重に達した場合は、徐々に投与量を減らしていく方法をおすすめしています。急に中止するとリバウンドしやすくなるため、注意が必要です。「そろそろマンジャロをやめようかな」と感じたときも、お気軽にご相談ください。
Q:マンジャロで痩せてもリバウンドが心配です。
A:マンジャロを用いた医療ダイエットは、緩やかに体重を減らしていくのが特徴です。このような緩やかな減量は、身体への負担が少なく、減った体重に身体が順応しやすいため、リバウンドのリスクが低く、体重を長期的に維持しやすいとされています。
しかしながら、薬をやめて、運動せずに食べすぎ・飲みすぎになると、当たり前ですが太ってしまいます。マンジャロ使用期間中に、適正な食事量や食事内容を学び、運動習慣をつけ、薬をやめた後も、正しい生活習慣を維持していくことがとても大事です。
Q:マンジャロをやめるとどうなりますか?
A:マンジャロをやめると、食欲が戻り、以前の食事量に戻りやすくなるため、体重がリバウンドする可能性があります。当院ではリバウンド防止のため、マンジャロを中止する場合は、徐々に投与量を減らしていく方法をお勧めしています。
Q:注射を打ち忘れたらどうしたら良いですか?
A:注射を打ち忘れた場合、予定日の3日間(72時間)未満であれば、気付いた時点で1回分を注射してください。その後は元々の予定通りの曜日で注射を再開します。注射予定日から3日(72 時間)以上過ぎていた場合は、忘れた分は注射せずに次回予定の曜日に1回分を注射してください。
Q:注射薬はどうやって捨てたら良いですか?
A:マンジャロ注射は使用後に注射針が自動で格納される安全設計になっており、家庭用の可燃ゴミとして廃棄することができます。当院での廃棄も可能ですので、再診時に持参いただいても構いません。
Q:他に飲んでいる薬があるけど、飲み続けて大丈夫ですか?
A:血糖を下げる薬を飲んでいる方は、低血糖を来たす可能性があるため注意です。経口避妊薬を服用中の方は、避妊効果が減弱してしまうおそれがあります。ワーファリンを服用中の方は、出血しやすくなるおそれがあります。その他、一般的な薬に併用禁忌はありません。