医療ダイエット外来のお知らせ
- 紘平 松本
- 6月29日
- 読了時間: 2分
6月30日より、医療ダイエット外来を始めました。

日本における肥満症の割合は増加しており、「食べ過ぎ」や「運動不足」に加えて、食生活の欧米化もその一因と考えられています。肥満症は、見た目の問題だけでなく、高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病、さらには心筋梗塞・脳梗塞といった重篤な疾患との関連も明らかになっており、まさに「万病のもと」と言えます。
これらの疾患に対して、ダイエットは非常に有効な治療手段です。体重を適正に保つことで、薬の量を減らしたり、場合によっては薬が不要になることもあります。しかしながら、実際には、「運動したいが、膝や腰が痛くてできない」「頑張っても効果が出ずに挫折してしまう」といった声を多くいただきます。
私自身、これまでの内科診療を通じて、薬の処方だけでは解決できないこうしたお悩みに日々向き合ってきました。近年、GIP/GLP1受容体作動薬(マンジャロ)という薬が登場し、高い糖尿病治療効果と体重減少効果を有することがわかっています。肥満症に対してもっと積極的にサポートをしたいという思いから、当院では、マンジャロによる「医療ダイエット外来」を行うことと致しました。
本外来は、保険診療ではなく自費診療になりますが、肥満症に悩む方への安全性の高い医療的サポートが可能です。皆さまがダイエットに成功し、体型や健康面に自信を持つことで、心身ともに健全な日々を送れる一助になればと考えています。もし悩まれているようであれば、是非お気軽にご相談ください。